●花が咲いたような結晶の器を爽やかな五色で組み合わせています。●亜鉛結晶釉は焼成から冷ましの段階で表面の釉（うわぐすり）の成分の亜鉛が窯の中で化学変化をおこし、花が咲いたような様の結晶状に紋様を織りなす技法を用いた器です。一定の温度帯での化学変化の為、結晶の発現・定着は非常に高度な技術を要します。また化学変化による偶然の産物なので結晶は様々な形で現れ同じに模様になることは無く、一つ一つ違った景色を見せてくれます。白をベースに、青はコバルト、緑は銅、黄は鉄、茶はマンガンをそれぞれ用いて色付けした爽やかな五色の組み合わせの器でお茶の時間に話の花を咲かせてくれることでしょう。